国道7号線を鶴岡から村上方面に南下し,温海温泉を過ぎた辺りです。
国道を走りながらふと山側を見ると,集落の背後に何やら周囲の法枠工とは明らかに異質なコンクリートの大きな壁が見える。
何だろう?,と思って近くに行ってみると,家々の隙間から見えたのは,なんと巨大な砂防ダムの威容。
道路のレベルからはざっと4階建て位はありそうな高さで,しかも何軒もの民家がほんの数mの至近距離に建っています。ちなみにダム正面に立っている看板には,”土石流危険渓流 砂防指定地 大磯沢川”と書かれている。
確かにある意味では,文字通り生活に溶け込んでいる土木のある風景なんだと思う。でも自分だったら,安全だとは分かっていても,住むのにはちょっと勇気が要るかもしれない”家の裏の砂防ダム”。