ここも小国町で，新潟との県境まであとほんの数10mのところです。

モノクロームと化した景色の中で2本の線路がずっと向こうまで延びていく，雪国の冬ではごく日常に見られる風景。

昔は山形〜新潟間を急行あさひが走っていましたが，上越新幹線の開通で”あさひ”の名前が新幹線に使われることとなり，”べにばな”と改名されました。
その後，さらに急行から快速べにばな（といっても感覚的にはほとんど各駅停車）となり，運行区間も新潟〜米沢に短縮されてしまいました。今では山形〜新潟を直接結ぶ列車は残念ながらなくなってしまいました。

すぐ隣の県同士なのに，だんだん遠く不便になっていくのはちょっと悲しいものがあります。